ABOUT REZE
AIレセプト業務支援ツール「Reze」
MEDICAL × AI × REGULATION
レセプト業務について
SEC.01 / BACKGROUND
病院やクリニックで診療を受けたとき、患者さんが窓口で支払うのは医療費の一部です。 残りの大部分は、医療機関が「レセプト(診療報酬明細書)」という請求書を作成し、審査支払機関を通じて保険者に請求することで支払われます。 つまりレセプトは、日本の医療機関の収入のほとんどを支える、経営の生命線とも言える書類です。
ただ、この請求は単純な事務作業ではありません。 診療報酬のルールは膨大な告示・通知・審査上の取り扱いで構成され、2年ごとの診療報酬改定でルール自体が書き換わります。 診療内容と傷病名の整合性、薬剤の適応、算定要件──確認すべき観点は多岐にわたり、不備があれば「返戻」や「査定」として差し戻され、医療機関の収入に直接響きます。
このため多くの医療機関では、毎月の請求前に職員が一件一件レセプトを点検する「レセプト点検」に膨大な時間を費やしています。 専門性が高く、担当者の経験に依存しやすく、それでも見落としをゼロにはできない。 医療の裏側に、こうした構造的な課題がずっと残り続けているのです。
AIレセプト業務支援ツール「Reze」
SEC.02 / PRODUCT
Rezeは、レセプト業務をAIで支援するSaaSです。 日々の診療を正しく請求につなげる算定業務から、月末にまとめて行う点検・請求、審査機関からの差し戻しへの対応まで──レセプトに関わる一連の業務を、一つのプロダクトでカバーしていきます。
FIG.01 — WORKFLOW COVERAGE
FIG.02 — PRODUCT DEMO
サンプル患者
75歳女性医入KARTE-DEMO-001医科
入院
社保
2026年6月診療分
サンプル患者
- 整形外科
点検済
算定 :
待機中医科
入院
社保
2026年6月診療分
サンプル患者2
- 整形外科
点検済
算定 :
待機中医科
入院
社保
2026年6月診療分
サンプル患者3
- 整形外科
点検済
算定 :
待機中医科
入院
社保
2026年6月診療分
サンプル患者6
- 整形外科
点検済
算定 :
待機中DPC
入院
社保
2026年6月診療分
症状詳記 太郎
- 外科
点検済
算定 :
待機中DPC
入院
国保
2026年6月診療分
要 詳記
- 循環器科
点検済
算定 :
待機中
担当者:
日々の算定業務では、AIが診療内容と請求データを突き合わせ、算定の漏れや誤りを洗い出します。 請求できるのに見落とされがちな項目(加算)の提案や、入院診療の分類(DPCコーディング)の支援など、これまで専門家の経験に頼ってきた判断にも、AIが踏み込んでいきます。
月末の請求業務では、AIが指摘を絞り込み、「本当に確認すべきレセプト」に点検者の時間を集中させます。 点検のルールは自然言語でカスタマイズできるため、医療機関ごとの運用や知見をそのままシステムに載せられます。 あわせて、審査側に診療の必要性を説明する文書──症状詳記や摘要欄のコメント──もAIが自動生成します。
請求後、審査機関から差し戻しや減額(返戻・査定)を受けた場合の対応も、専用のワークスペースで一元管理します。 日々の算定から、月末の請求、審査結果への対応まで──このレセプト業務の流れ全体を自動化していくことが、Rezeの描く姿です。
私たちが向き合っているのは、医療とAIと制度が交差する領域です。 診療報酬という複雑なドメインを深く理解し、それをプロダクトに翻訳していく──この難しさこそが、Rezeの面白さの中心にあります。
Rezeが目指す未来
SEC.03 / VISION
> 私たちが目指すのは、レセプト請求業務の自動化です。
現在のレセプト業務は、専門知識を持つ人が長い時間をかけて支える構造の上に成り立っています。 しかし医療現場の人手不足は深刻化し、診療報酬のルールは改定のたびに複雑さを増していく。 人の努力だけでこの業務を支え続けることには、限界が近づいています。
Rezeはこの構造を、業務の一つひとつから変えていきます。 AIが指摘を絞り込み、文書を生成し、人は判断に集中する。 その判断の積み重ねがまたシステムに還元され、精度が上がっていく。 この循環を重ねた先に、人が作業そのものから解放され、請求業務が限りなく自動で回る世界を見据えています。
それは単なる業務効率化ではありません。 請求業務に費やされていた時間と専門性が、患者さんと向き合う時間や、医療機関の経営を良くする仕事に振り向けられる。 医療の裏側を支えるインフラを作り変えることで、医療そのものを前に進める──それがRezeの挑戦です。